VPN サービスの管理

左パネルの管理で、次のいずれかを選択して DiskStation の VPN サービスを管理します。

状態

ここではVPN 接続に使用されるネットワーク インターフェイス、VPN サービスに割り当てられたダイナミック IP アドレス、同時接続台数など、全般、PPTP、VPN Server の OpenVPN 状態を確認できます。

接続リスト

ここではすべてのクライアントからの接続リストを確認したり、クライアントの接続を切断したりすることができます。

接続リストを管理するには、以下のいずれかを行います:

ログ

VPN クライアントからの接続と、VPN サーバーへの変更はログとして記録されます。DSM adminadministrators グループに属するユーザーは、この記録を参考に VPN Server の状態を監視し、問題を解決することができます。

ログ記録を管理するには、以下のいずれかを行います:

注:ログサイズが限界に達すると、スペースを節約するために古い記録から削除されます。

全般設定

ここでは、VPN 接続で使用するネットワーク インターフェイスの変更、新しく追加された DSM ユーザーへの VPN アクセス許可、VPN 経由の不正なログインを防ぐための自動ブロックのセットアップなどができます。

VPN 接続用に使用されるネットワーク インターフェイスを構成するには:

  1. ネットワーク インターフェイスドロップダウンメニューでインターフェイスを選択します。
  2. [OK]をクリックします。

VPN アクセス権を新しく追加した DSM ユーザーに与える

  1. 新しく追加したローカル ユーザーに VPN 権を与えるには、[VPN 権を新しく追加したユーザーに与える] にチェックマークを付けます。
  2. [OK]をクリックします。

自動ブロックで不正なログインを防止する

[自動ブロック] セクションのリンクをクリックして [自動ブロック] に移動して設定を変更します。

特権

ここでは、PPTP と OpenVPN アクセス権を DSM ローカル ユーザーに与えることができます。

権限の設定を変更する:

  1. 検索フィールドを使ってユーザーを探します。
  2. チェックボックスを選択して、PPTP や OpenVPN アクセス権を ユーザーに与えます。またはその行見出しの PPTPOpenVPN にチェックマークを付けると、全ユーザーにアクセス権が与えることもできます。
  3. [保存] をクリックします。
    注:
  1. ユーザーのステータスが [無効] の場合は、[メインメニュー] > [コントロールパネル] > [ユーザー] の順に選択して有効にする必要があります。有効にしないと関連する権限が与えられているとしても OpenVPN や PPTP サービスへアクセスできなくなります。
  2. VPN Server のユーザー名は、文字、数字、ダッシュ (-)、下線 (_)、スペースを含む ASCII 文字でなければなりません。ユーザーのステータスが [ユーザー名がサポートされていません] の場合は、ユーザー名に使用できない文字が含まれているために VPN サービスにアクセスできなくなります。